2011年03月14日

選挙と地震と

 今日は名古屋の市会議員選挙。河村たかしの「減税にっぽん」が過半数は取れなかったものの圧勝、第1党になる。第1党だった民主は惨敗、第2党の地位も自民に譲る結果に。予想はされた結果だけど「減税にっぽん」、首をかしげるような候補もいたし新人ばかり、小沢民主のようなことにならないかとちょっと心配。ただ地域政党のしかも大都市初の住民投票の結果での選挙勝利、地震がなければ全国的な大ニュースとなったはずなのに。名古屋でさえ結果の出た12時過ぎから、NHKだけが詳細を伝えているのみ。こんな時民放がローカル放送の独自性を出せばいいのにと思うのだけど、キー局の地震報道を垂れ流すだけ。テレビ愛知だけが地震報道じゃなく歌番組やバラエティーを流している、これはこれでそのノーテンキぶりにあきれる(テレビ東京が悪いのだと思うけど)。

 地震が落ち着かないのに原発の放射能汚染の心配。大学では全く勉強しなかったけど不思議に今回話題になっている緊急炉心冷却システムだけは熱心に研究した。日立製作所でひと夏このこの勉強で過ごしたことが、懐かしい大学の思い出とIBMのコンピューターとの出会い。
 だからちょっとうるさいのだけど、当初状況を上手に説明できる人間がいないのにイライラさせられた。枝野さんの説明が一番わかりやすいというのはどういうこと?政府が東電の担当者が直接説明するのにフタをしたということなのかな。また隠蔽体質が顔を出したのか。少ししか報道されなかったけど東北電力の社員が女川原発の状況を詳細に分かりやすく説明していたのが対照的だった。今回の海水を冷却に使うというのは本当に最終手段、廃炉を意味するから東電や政府も判断に迷ったのかも。
 でもそうでもしないとスリーマイルを通り超してチェルノブイリになっちゃう。そうなったら福島県の半分は人が住めなくなるよ、ウクライナの平原じゃないから人はいっぱいいるし被爆災害は地震の比じゃない。ロシアはその経験があるから日本を支援する話より先に太平洋沿岸の放射能監視の強化を発表している、ずるい。

 また長くなった。前回、犠牲者は幸い神戸より少ないようだと書いたけどとんでもない話だったらしい。宮城だけで一万人を超えるとの推定。気の毒にとしか言いようがない。海外から救助犬の派遣が相次いでいるけど津波災害では活躍のしようがないみたい。助かるか死ぬかの即時の二者択一の感じ。まだ寒いし生きている人をなんとかしなければ。報道されないけのをいいことに、まだ民主と自民でやり合ってるみたい。いい加減にして欲しい。前原さん戻して対外折衝に当たらせたら力出すんじゃないかな。

 時間割停電とかあるようだ、さやかはセーフで雷太の所はぎりぎりアウトか。停電のグループ割は発表されたけどどの地域がどのグループかテレビでは未発表。東電のHPを見ろとか無責任なことを言っている、今夜中の2時だよ。朝電気が消えて「オレ第一グループか」なんてひとが出るよ。東電の体質なのかな、はっきりしないのは。電力会社はどこもお役所体質だから。あおりを食って私鉄も仕方なく勝手に運行範囲を設定している、本気かなあ?京王線は調布以遠は運行しないとか、府中とか聖蹟桜ヶ丘とかどうなるんだろう。どんな遠回りでも働き蜂は通勤するんだろうな。地下鉄はまだ何も言っていないし、小田急は全線平常と発表したのは多分東電の発表前だ。東海道新幹線もあわてて東電と交渉中とか。
来月いっぱいこの状態が続くなんて有紀子さんのお産はどうなる?「電気の来てる内に産んでください」なんて笑えない。

 眼の調子が少し良い感じだったので治りかけているのかと思ったけど、鏡を見て「気のせいか」とがっかりしたりしている。でも左目の痛みは無くなっていてその分気分がいい。
木曜までに改善すれば抗ガン剤に待ったがかかるかも。

 やっと東京の各路線の運行予定が発表されている。これで寝られる人もいるのだろうな。この辺で終わろう。

 

   

Posted by たあちゃん at 02:49Comments(2)TrackBack(0)