2011年02月24日

脳への転移は無かった

 今日は脳のMRI結果の診断と2回目のゾメタ点滴の日。結論から言えば、脳への転移や脳腫瘍は認められないとのこと。最悪の事態は免れたとほっと一息、でも目の神経を圧迫しているのは何?最初の癌がそのままにされていればそれが原因になることは十分に考えられるとのこと。でもその癌は放射線で十分に小さくなっている。ゾメタや放射線の副作用は考えられないとされるので、PETにもMRIにも引っかからない病巣があるのかも知れない。その可能性に対してとにかく治療を始めようと言うことでタキソテールという抗ガン剤を試すことに。
 タキソテールというのは万能抗ガン剤ともいうべき薬で、ネットで調べると抗ガン剤がないと言われている前立腺癌にも効果が認められるらしい。保険も適用されるという。使用方法としては3週間に一度1時間程度の点滴で、通院投与が可能であるという。私の場合骨癌の拡大防止のゾメタと骨癌以外のオールラウンド抗ガン剤のタキソテールを同時に3週間毎点滴することになる。
 タキソテールの副作用として強く出るものに白血球数の減少があるらしい。通院でやる場合は風邪などの感染に注意が必要になる。それならばいっそ入院でと言いたいけどそう甘くはないらしい。
 化学療法で気になるのは費用の問題だけど、保険適用と言っても抗ガン剤はやはり高価だ。毎回の検査とゾメタで2万円、タキソテールが薬剤だけで3万円程度、合計で1回5万円程の出費になる。国民健康保険ではこの全額が自己負担になる。幸い私の場合60歳定年までI社に勤めたため特別退職者保険といってI社の組合保険に加入し続けている。こちらの場合自己負担のMAXが2万5千円となるため名大病院の支払いは毎月その金額で収まることになるはず。それでも毎月となれば年金生活者には結構きつい。入院なら癌保険をはじめとする各種保険で悠々カバーできるのにと恨めしい。去年の入院で稼いだ分をはき出すと考えればいいのか、などとつまらないことを考える。いずれにしろ癌は金がかかるものらしい。
 とにかく脳腫瘍でなかったことを喜ぶことにしよう。あとはタキソテールというのが効果を発揮して目がなんとかなることを祈ろう。

Posted by たあちゃん at 17:34│Comments(0)TrackBack(0)

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