2011年03月21日

CM自粛

 地震からあっという間に9日が過ぎテレビ番組もほとんどがレギュラー番組になっている。ただ異常なのがCM。スポンサーのCM放送自粛のため穴埋めにやたら日本広告機構(AC)のCMが流れている。中でも気になっているのが仁科亜希子の子宮頸ガン検査の呼びかけのCM、いくら重要と分かっていても病気の話だけにあれだけ繰り返されると耳障りになる。TWITTERへの書き込みでも女性からの批判が多い。自粛しているCMはどんなものなのだろうかそんなにひんしゅくを買いそうなものなのだろうか。

 自粛といえばいろいろなイベント、企画の自粛が相次ぎ中小企業が悲鳴を上げているといった書き込みがあった。電力に関係のないもの、東北や関東地域外では行き過ぎた自粛は日本経済をシュリンクさせ復興に逆効果という見方もある。煌々とライトを灯してのドームのナイターはひんしゅくでも選抜高校野球に異論を唱えるのは聞かない。

 でも東北の人たちは逞しい。もう立ち直りに向けて動きだしている。震災直後の秩序正しい行動といい外国人からは驚きで見られるらしい。被災したアメリカ人の英語教師がアメリカではとてもこうはできなかっただろうと話していた。被災した人たちが取材の報道カメラに対して口々に「ご苦労様」と声をかけている映像も印象的だった、元気がもらえる。

 いま21日明け方4時、3時前から原子力安全保安院の記者会見が延々と続いている。相変わらず要領が悪い。これが外国のプレスからの誤解・不信を呼ぶのだろう。
 今回の事故は純粋に予想不可能な天災によるもので仕方ないものといえる。でもあの原子炉建て屋のやわなことはどうだろう。学生時代、関西電力美浜の原子炉を見学したとき「飛行機が落ちても大丈夫」と説明されたが。確かに原子炉本体の圧力容器は丈夫だったけどその外には使用済み燃料が言ってみればむき出しでおいてあったわけだから、テロ攻撃にでもあったらとんでもないことになる。今まで攻撃の標的にならなかったのはテロリストもそんなに柔なものと思ってなかったのだろう。そういえば911同時多発テロの貿易センタービルもボーイング707がぶつかっても大丈夫といううたい文句だった。

 80歳のおばあさんと16歳の孫の少年が9日ぶりに救出されたという明るいニュースもある、閉じこめられたのが台所で冷蔵庫に食べ物があったという。それにしてもすごい生命力だと思う、特におばあさんがすごい。でもミヤネが「まだいっぱい埋まっているいる人がいる」とコメントしていたのは言い過ぎだろう。

 これ書いていたらだいぶ楽になってきたけど3日目になって抗ガン剤の副作用が少し出てきたのかも知れない。前の薬でもあったけど口内炎の兆しが出てきた。口内炎と言っても特定の箇所が痛むのでなく粘膜質が荒れている感じ。特にのどのところが気になる、食べ物を飲み込むのが辛い。でもさすが強調されていたように吐き気とかはなく、食欲もある。それだけでもずいぶん楽なのだろう。あとはゾメタの副作用で背骨や歯がいたい。ここ2,3日は鎮痛剤が要りそう。先生が気を利かせて出してくれたロキソニン・テープ、膏薬だけど首に貼っていたらかぶれた。貼ると気持ちいいのに残念。頭がかゆいのは毛が抜ける前兆かな。

 みーちゃんはパパと電車三昧のよう。珍しく雷太は休日休みらしい。中山競馬が無くなったからかな、当初やるといっていたからやはり自粛か。阪神や小倉はあるようだ、出場馬一頭あたり4万3千円義援金を寄付するという。半端なのは馬主3万、調教師1万そして騎手が3千円だかららしい。騎手が少ないようだけど何度も騎乗するから勝てないと結構大変かも。

 ユニセフが義援金を募っているらしいけど、目標以上に集まった義援金は開発途上国援助に使うと発表して物議を醸している。発表のタイミングが悪いとの声も。もともとユニセフは国内災害の募金はしておらず今回の募金も伊勢湾台風以来のことだそうだ。ユニセフには毎年寄付しているけど東北へ送るつもりの寄付がアフリカへ行ってしまうのはちょっと複雑。

 こんな時にも頻繁に地震の緊急速報が出ている。被災地はたまらないだろう。早朝のニュースで菅総理がまた被災地視察に行くという、却って現場が気を遣って迷惑ではないかとの声があると言っている。総理が頼りなくてもこの国は大丈夫と言っているような日本のたくましさ。海外ではそう思っているのでは。

 また長いブログ、きりがない。骨の痛みも和らいだのでもう寝よう。まだしつこく子宮頸癌のCM、仁科亜希子嫌われちゃいそう。

Posted by たあちゃん at 05:35│Comments(2)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://nakanotakashi.mediacat-blog.jp/t64623
この記事へのコメント
AC広告機構のCMにはほとほとあきれ返りました。広告自粛などが必要かどうかも問題ですし、TV番組がほぼ平常に戻りつつあるときになっても、依然自粛を続けるのは如何なものか。仁科明子が癌の亡霊のように思えます。
原子炉も予断は許されないが、多少望みが持てる様な状態になっているそうで、明るさが出てきました。終戦時の焼け野原からの復興を成し遂げた日本人ですから、近いうちに復旧が出来ると信じ、関係各位の援助と、努力が必要でしょう。
必ず復旧が出来ると思いますが、船頭多くして船山に登るような事が綯いようにしたい物です。マスメディアも批判はするが協力が別物のような態度は捨てていただきたいものです。
Posted by 鈴木 at 2011年03月21日 15:59
タイトリスト(タイリススイートスイートB)正味アン·メりかZU NIチュをもフルバストNNドですのhttp://www.jebbica.com/ようなゴルフギフト商品いっぱい。
Posted by タイトリストゴルフ at 2014年04月17日 18:46