気ままに闘病記・癌と向き合う日々

根本産婦人科、うちより古いくらいだよ（笑）。
昔のモダン建築物という感じで、そのうち歴史的建造物として価値出そう。

でも、入院してみると（僕は付添だけど）、
その古さのおかげで、かえって落ち着き、
「まるで知人の家にいるみたい」ｂｙ有紀子、そんな感じ。
南フランスかどうかはよくしらないけど、
できた当時は、相当評判の建物だったのではないかな。
まるで我が家が、３７年前の「ハイライフ」だったように（笑）。

それに病院、病院していないのもいいかな。
部屋からは、隣の公園の桜が綺麗に見えるし、
自慢（美味しいと評判）の病院食も、確かに定食屋さんのそれみたいで、
病院食とは一線を画しているかな。

何より、我が家からすぐ近くなのが良く、
今日何度も往復したけど、軽い散歩程度なのが本当にいい。

壬月の時は、毎度大阪・難波から東京を経由して浦安、
日帰りやら泊りやらの連続だったけど、今回は家から近く、
それもこれまでずっと身近に見てきてのものだから、
あの時とは、まるで違うよね。女性の苦労が、本当によくわかる。

この後、軽く寝て、２時過ぎに起きて会社へ行って、
「聴く日経」の収録をして、朝帰宅。
有紀子は９時から点滴開始で出産への運び。

さて、今回は何時間かかるのか？
理想を言えば、昼出産で、皆が落ち着いた夕方、
保育園帰りの壬月がママと再会。
「ママァ（涙）」（横にいる赤ん坊に）「あっれえ？」なんだけど。
でも今度は、スンナリ出てくれれば、それだけでいい。
母体に負担をかけず、母子ともに健康、元気が何よりのこと。

「男なんて、女には、絶対勝てない」
そう思わされる瞬間を、３年ぶりにもう一度、体験してくるね。