2011年08月19日

第7クール

 昨日は3週間ぶりの通院日。朝8時から夫婦で出かける。もうすっかり二人連れの通院が当たり前になってしまった。

 8時半に採血、約一時間後に耳鼻科の診察そこでゾメタ点滴の許可と抗ガン剤その他の処方箋をもらい点滴のため化学療法室へ移る。点滴の間に奥さんが院外処方の薬局(病院のすぐ近く)で薬を取ってくるなどと言うチームプレイもできるようになった。ここまでで11時半病院へ来てから3時間。このあと11時20分の予約の眼科へ行くがゆうに一時間は待たされ診察、全部終わると2時近くになってしまう。

 耳鼻科では目が良くならないし、抗ガン剤の副作用は無くなったものの、逆に抗ガン剤が効いているのかが不安になるという旨たずねてみた。先生の答えは副作用が無くなったのは幸いだし癌の病巣も増殖の傾向がないということでこの治療をまだ継続したいという。だた吐き気や便秘の副作用の強い麻薬成分の鎮痛剤は止めることになった。痛みもないのに麻薬を飲み続けることに抵抗があったしその副作用止めにあと3,4種類の薬を飲まされるのも抵抗があったのでこれはこちらの勝ち。薬代も4000円ほどへる。

 眼科はさんざん待たされて例のプリズムの調整と眼鏡屋に出す処方箋を書いてもらう。眼鏡にフレネルというプリズムの幕を張ってもらう方法と恒久的なレンズを作るものとがあるという。むろん値段も随分違う。先生の話では複視は治っている方向にあるという時間はかかるけど3週間前よりは少し良くなっているという。初めて聞く希望的な診断だ。だから医者の意見としては価格の安いフィルムを進めるという。無論依存はないがレンズに比べると像がぼんやりするのが気になるけど。

 眼科の後タクシーで中日ビルのメガネのキクチへ、名大の紹介状を持って行く。名大の話しでは一番安く作ってくれるそうだ。病院では節電意識がないのかエアコンは良く効いていたが街へ出たら暑いこと。タクシーを降りたら熱風が吹いているしビルに入っても思ったほどエアコンが効いていない。うどん屋に入ったけど上着も脱いで汗をかきかき食べるはめになった。

 帰りは5ヶ月ぶりくらいで地下鉄に、最後に乗ったのは3月11日地震の日だとおもう。ホームも暑い、閉じこもりエアコン生活の身にはこたえる。電車も冷房を押さえている。でもこれは序の口最終試練は地下鉄を降りてから階段を上りうちまでの炎天下の2,3百メートル。汗びっしょりで呼吸困難になった。やはり家の中の自転車こぎとはエネルギーがちがうみたい。マンションの階段登りでもやればいいのだけどこの季節汗を考えると気分が萎える。もう少し涼しくなったら考えるかな。

Posted by たあちゃん at 12:30│Comments(0)TrackBack(0)

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