2011年03月30日

麻薬

 一昨日(28日)、口内炎の痛みについに辛抱たまらなくなって名大病院へ。はじめて予約なしの耳鼻科外来に行くがしっかり待たされる。9時に行ったのに呼ばれたのは11時半。大学病院の長い待ち時間の伝説は飛び込み患者に関してはいまだ健在ということか。

 診察は副主治医だった若い女医さん、笑い顔でとんでもないことを言う。「痛み止めはまた麻薬にします?それともロキソニン?」。入院じゃないのに麻薬なんて嘘でしょ?
 ロキソニンが効かないのは内緒でテスト済み、一も二もなく「麻薬お願いします、と僕」。でも病院内でもとびきり管理の厳しかった医療用麻薬の鎮痛剤、そんなに簡単に外来処方してもらえるとは夢にも思わなかったので本当にびっくりした。

 そんなわけで処方されたのが12時間間隔で飲むオキシコンチン錠と看護婦さんからレスキューと呼ばれる頓服薬のオキノーム散剤、それらに麻薬の副作用に対処する薬が加わる。吐き気止めと便秘防止の消化整腸剤が2種に下剤。帰り道の薬局で調剤してもらう。明細を見ると通常の調剤料に加えて麻薬調剤料が各70点加算されている。睡眠薬などの向精神薬より高い。

 途中経過はとにかく効果のほどは・・・・やはり効く。飲み始めて二日目の昨日から痛みはぐっと和らいだし、飲み込みの痛みを和らげるレスキューも飲み忘れるほど。

 さすが麻薬というところだけれど今だもって何が麻薬の効能なのかが解らない。入院中に痛みにあわせてだいぶ増量しながら使っていたけど退院と同時にスパッと止めた。それでもたばこやアルコールのような禁断症状は見られなかったし。飲んだからって気分がハイになるわけでもないし。ただ病院で管理が異常に厳しいのは病院スタッフによる横流し防止のためだとNETで見た。鎮痛効果はモルヒネほどじゃないし、裏で金になるとは思えないのだけど。友人のTなどに話せば「ヤクをやる奴を友達に持ちたくないなあ」などと言われそう、内緒にしておこう。

 まあそう言ったわけで抗ガン剤タキソテールによる口内炎騒ぎは一件落着というわけだか、関係あるのかないのか体の湿疹がひどくなってきた。それにいよいよ来週からは抜け毛が始まる予定。


 明るいニュースは昨日の夕刻、雷太と保育園が春休み?の豆台風みーちゃんがやってきた。ずいぶん大きくなって言葉もうるさいくらい良く出る。ただ話題が新幹線とか特急電車中心にかなり偏るのに耐えなくてはならない。今朝はうちの奥さんと3人で名鉄特急乗り歩きに出かけていった。一緒に行きたかったが抗ガン剤で白血球数が最低になる今の時期、風邪やましてインフルエンザでも拾ったら大変、ここは自重する。それに名大病院から地下鉄で帰ってみて解ったけど眼帯で知らないところへ出かけるのはかなり疲れる。まあこれも慣れだろうけど。

 そんなわけで次回はミーちゃん@名古屋のご紹介かな?

Posted by たあちゃん at 10:44│Comments(0)TrackBack(0)

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