2011年07月08日

原発再稼働

 まったくこの国はどうなっているのかと思う。
 恥ずかしくなるようなニュースばかりが新聞やテレビをにぎあわせている。

 良いか悪いかは別として海江田万里のがんばりで玄海原発でなんとか再稼働の見通しが付いていたのに、突然菅さんのストレステスト発言でご破算になってしまった。海江田さんにしてみればやっと軟着陸に成功しそうなところで味方に後ろから撃たれたようなもの。ばかばかしくてやっていられないだろう。玄海町長も佐賀県知事も同じだろう。菅さんが何を考えているのかますます分からなくなってきた。もう味方は亀井静香(いつ裏切るか分からない)くらいしか居ないのでは。ただ確かなのは菅さんの言うめどがつくのが遠のいて辞任の時期が延びたことか。反権力の市民活動家だった人間がいったん権力を持つとそれを維持するのに夢中になり周囲が全く見えないのだとどこかの評論家が言っていた。

 菅さんの行き当たりばったり政策の事だけで新聞1面が埋まるくらいの話しなのに、それ以上にアホなことを九州電力がやってくれた。これで東電についで九電も社長辞任という前代未聞の話し。これが新聞の半分を取ってしまったけどこういったこと外国ではどう報道されているのだろう。どちらにしろ玄海原発の再稼働の見通しが立たなくなったのは確か。

 この二つの事件は全国の原発の再稼働に影響を与えるのは確か、そうなってくるとこの夏だけでなく冬も節電を余儀なくされる可能性がある。オール電化の住宅など寒さに震えるのかも知れない。

 つい数日前言いたい放題テレビの前でしゃべって被災地どころか九州出身者やB型人間の怒りまで買ってしまって大臣辞めたのが居たけど、今になってみるとかわいらしく見えてしまう。本当ならしばらく週刊誌で話題になるはずだったけど忘れられてしまうだろう。去年難航した名古屋のCOP10をなんとか成功させたのはあの人だから実力はあったのだろうけどね。

 あと一つ安全保安員のすっかりお馴染みになった広報担当が事もあろうに女性スキャンダルで更迭されたこと。ハーバード卒で将来は事務次官も夢じゃないといった人材らしいのにとんだことで将来を棒に振ってしまった。これもあれこれ書かれるはずだったけど、どこかへ飛んでしまった。ついでに書くと経産省というところはこういった下半身の問題には寛容で仮に多少書かれてもキャリアに影響はないところらしい。原発担当に抜擢されてしまったことが彼の不運だったのだろう。それにしても官僚というのは愛人をもてるくらい収入があるのかな?

 でもこういったニュースばかりが次から次へと出てきて被災地や復興状況のニュースがどんどん片隅に押しやられている。自衛隊は相変わらず活動しているし、ボランティアはまだまだ必要とされている。こういったことはしっかり書くべきなのだろう。

 朝5時になってしまった眠い、寝よう。





Posted by たあちゃん at 05:22│Comments(0)TrackBack(0)

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