2011年09月09日

通院・第8クール

 昨日は通院日、血液検査から始まり耳鼻科、化学療法外来、眼科とまわる定番コース。予約があるとはいえ待たされる。9時から始めて午後の3時くらいまで。食事をして帰ったらナデシコの北朝鮮戦の始まる4時過ぎになっていた。自分自身は診察もあり仕方ないけど付き添いの奥さんが手持ちぶさたで待たせているのが心苦しい。

 耳鼻科の方は主治医が3ヶ月海外出張とかでその間代診に変わるそうだ。その間は多分治療法に変化はないだろうし特に進展は望めそうもない。そのかわり薬にも変化は無さそうだから旅行は心配ないだろう。

 眼科は左目のレンズに貼ったプリズム(フレネルという)の調子を確認する程度。前後に視力検査があったりトータル3時間くらいの診療になる。街のクリニックの方がずっと要領が良いと奥さんも言っている。

 フレネルは複視は治るものの像がぼやけるとか遠近感がおかしいとかいろいろ文句を付けたのだけど、像がぼやけるのはフィルムのせい恒久的なレンズにすればはっきりするけど度が変わる場合にお金がかかるのでおすすめしないとか。また遠近感とかは今回の複視自体の問題で脳とか腫瘍とかの方に原因があり眼科ではレンズその他で矯正を考えるしかないとのこと。腫瘍の治療によって病状、見え方が変化するのであればフィルムで対応するしかないとか。耳鼻科や脳外科でもうこれ以上進展がないという補償があれば目を手術することもできるけど望み薄だろうとのこと。現状になれるのが一番とか慰められている感じ。眼科は全部女医さんなので何となく説得されてしまう。診療も今後は定期でなくてもよいとのことのようなこともいうし。一応一回スキップして6週間後の予約は取ったけど。

 そんなわけで年内は目立った治療の変化は無さそう、医者は症状が悪化していないのが薬の効果だと思っているようだけどこちらとしては目が画期的に良くなるとか、頸椎の癌が消えるとか効果を期待してしまう。病巣がはっきりしないのがもどかしい、これからも原発不明癌との戦いが続くのかな。精神的にも経済的にもつらい長い戦いになるのかな。入院して集中治療などと言う手はないのかな。

 

Posted by たあちゃん at 14:11│Comments(0)TrackBack(0)

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