2011年08月28日
あれから1年
早いもので左首のこぶに気が付いて近所の医者に相談したのが去年の8月20日。リンパ腺の腫れおさえの薬をもらっても治らず数日後再度受診。先生の指示でNTT病院でCTを撮ったのが26日、翌27日の診察で腫れがただものでないと判断され名大病院への紹介状を出される、予約も取ってくれた。
9月9日が名大の初診日、その前7日8日と雷太一家の招待で熱海へ夫婦で行く。これが夫婦の旅行の最後になったし、このとき有紀子さんのおなかには結月が宿っていたりといろいろ感慨深い。そんなゆづももう生後4ヶ月、壬月の時より3ヶ月も早く寝返りをうったとか。一年って早い。
9月9日の名大初診は最初は食道癌で世話になった消化器外科へ行くが先生同士の話し合いで耳鼻科へ回される。その日から検査漬けの始まり、こぶの腫瘍のサンプリングから始まって翌週はCT,MRI,PETと検査を受け16日の再診へ。再診の結果は翌日から緊急入院、そのまま放射線と抗ガン剤で10週間を過ごして紅葉もきれいな11月26日に退院。首のこぶも消え食事でむせることも無くなり完治したと思ったのだけれど。
12月のMRI、PETの検査で入院時の腫瘍は消えたけど、第5頸椎に骨転移があるとの診断。癌自体の治療はできないとのこと。ただ癌の増殖を防ぐ点滴(ゾメタ)はあるとのことでその後の化学療法外来への通院が決まる。
後遺症はこれで終わりかと思ったのに2月に入ってものが二重に見えるという複視の症状が出てしまう。近所の眼科を受診したところ脳腫瘍の疑いがあるとのことで今度は名大眼科への紹介状を出されてしまう。名大の眼科ではやはり腫瘍の疑いありとして本来の耳鼻科へ検査を戻されてしまう。それが2月14日、とんだバレンタインデーだった。耳鼻科での検査結果では脳腫瘍は心配ないとのことだが複視は何か腫瘍がある可能性ということで抗ガン剤治療を追加することになり途中薬を変えながら現在に至るといったところ。目は余り良くないし髪の毛は無くなるしマイナスの多い半年な気がする。
考えてみればこの一年入院期間を除いて旅行はおろか通院以外の外出もせずひたすらテレビの番をして過ごしたことになる。入院していたときのほうが良く体を動かしていた。これではいけないと自転車こぎを初めて4週間、少しは効果があったのかなあ。おとといから少しだけど階段登りも加えてみた。マンションの5階から10階まで登ってみる。半端な感じだけどこの程度でないと肺が付いてこない。慣れたら階数をふやすか回数を増やすかしてみようと思うけど、これは自転車よりつらい。肺に負担が来るから。
トレーニングの成果があるようなら、そして病気が今の状態で止まっているなら秋に旅行をしてみようと思っている。目が悪いとか食事がまずいとか言っていても、それはそれで受け入れるしか仕方ない。思い切って環境を変えてみるのもひとつの手だろうとおもう。夫婦のマンネリにも効果がありそうだし。
行く先の候補は山陰、出雲や石見銀山、ゲゲゲの故郷や足立美術館といったところかな。2泊3日程度で結構ツアーが出ている。抗ガン剤の休養期をねらえば大丈夫だろう。
まあこんなことで過ごしている闘病一年目のこのごろ。
9月9日が名大の初診日、その前7日8日と雷太一家の招待で熱海へ夫婦で行く。これが夫婦の旅行の最後になったし、このとき有紀子さんのおなかには結月が宿っていたりといろいろ感慨深い。そんなゆづももう生後4ヶ月、壬月の時より3ヶ月も早く寝返りをうったとか。一年って早い。
9月9日の名大初診は最初は食道癌で世話になった消化器外科へ行くが先生同士の話し合いで耳鼻科へ回される。その日から検査漬けの始まり、こぶの腫瘍のサンプリングから始まって翌週はCT,MRI,PETと検査を受け16日の再診へ。再診の結果は翌日から緊急入院、そのまま放射線と抗ガン剤で10週間を過ごして紅葉もきれいな11月26日に退院。首のこぶも消え食事でむせることも無くなり完治したと思ったのだけれど。
12月のMRI、PETの検査で入院時の腫瘍は消えたけど、第5頸椎に骨転移があるとの診断。癌自体の治療はできないとのこと。ただ癌の増殖を防ぐ点滴(ゾメタ)はあるとのことでその後の化学療法外来への通院が決まる。
後遺症はこれで終わりかと思ったのに2月に入ってものが二重に見えるという複視の症状が出てしまう。近所の眼科を受診したところ脳腫瘍の疑いがあるとのことで今度は名大眼科への紹介状を出されてしまう。名大の眼科ではやはり腫瘍の疑いありとして本来の耳鼻科へ検査を戻されてしまう。それが2月14日、とんだバレンタインデーだった。耳鼻科での検査結果では脳腫瘍は心配ないとのことだが複視は何か腫瘍がある可能性ということで抗ガン剤治療を追加することになり途中薬を変えながら現在に至るといったところ。目は余り良くないし髪の毛は無くなるしマイナスの多い半年な気がする。
考えてみればこの一年入院期間を除いて旅行はおろか通院以外の外出もせずひたすらテレビの番をして過ごしたことになる。入院していたときのほうが良く体を動かしていた。これではいけないと自転車こぎを初めて4週間、少しは効果があったのかなあ。おとといから少しだけど階段登りも加えてみた。マンションの5階から10階まで登ってみる。半端な感じだけどこの程度でないと肺が付いてこない。慣れたら階数をふやすか回数を増やすかしてみようと思うけど、これは自転車よりつらい。肺に負担が来るから。
トレーニングの成果があるようなら、そして病気が今の状態で止まっているなら秋に旅行をしてみようと思っている。目が悪いとか食事がまずいとか言っていても、それはそれで受け入れるしか仕方ない。思い切って環境を変えてみるのもひとつの手だろうとおもう。夫婦のマンネリにも効果がありそうだし。
行く先の候補は山陰、出雲や石見銀山、ゲゲゲの故郷や足立美術館といったところかな。2泊3日程度で結構ツアーが出ている。抗ガン剤の休養期をねらえば大丈夫だろう。
まあこんなことで過ごしている闘病一年目のこのごろ。