2011年04月04日

ハゲ止まり?

 30日の突然の発熱が引き金だったのか、翌31日みづきと雷太が居なくなると同時に激しい抜け毛が始まった。頭皮の湿疹でできたかさぶたを取ると、同時に何十本か抜けてくる。櫛の歯にたくさん絡みついてくる。今年はいまだに着ているフリースのパジャマが白髪まみれになり、ガムテープで吸い取るのが奥さんの仕事になる。白い枕カバーは黒い抜け毛でいっぱいやはりガムテープで取らなければならない。圧巻は2日の夜シャンプーした時、抜け毛で風呂の排水溝が詰まってしまった。これは一大事と奥さんがあわてて毛糸の耳まで隠れるような帽子を編んでくれた。1日、2日と一枚ずつ外出用と寝るときのキャップができてきた(写真)。その時のペースで行くと7日の通院(抗ガン剤2回目)は帽子が必要と踏んでいたのだが、昨日3日になって何故かピタッと激しい抜け毛が止まった。指でつまんで抜いても4,5本が抜けてくるだけ。

 どんな風に抜けるのかと不安に思っていたが局部的に抜けるのではなく全体に満遍なく抜けているよう。あらかじめ髪を短くしてあったし、全体に髪の量が少なくなったと手触りでは感じるが鏡で見る限りそんなに変わったように見えない。ただ前から薄いのが気になっていた額から頭頂にかけての部分これはもう地肌もろ見えという感じにはなっている。フラッシュ焚いて写真を撮ったら光るかも知れない。ただこれも年相応に薄くなったと思えば別に不自然じゃない、数年後にはこうなっていただろうと思える程度。抗ガン剤の1クールはあと2日で終わり、血球数も元に戻っているはず。ということは点滴、倦怠感、口内炎、湿疹とかゆみ、発熱、脱毛、そして回復で1サイクルなのか。次回も同じなら痛み止めとかアレルギーのかゆみ止めとかは点滴前の診察で処方してもらえばいい。2回目でいよいよ丸坊主か、それとも放射能の半減期と同じで今の髪がまた半分になるのか。いずれにしろそうみっともない事にはならないのかも、帽子もできているし。いずれにしろ床屋に行っておいて良かったみづきが帰ってからなどと言っていたら抜け毛がひどくて行けないところだった。長髪のままだったらもっと不自然な感じになったかも知れないし(カッパのサゴジョー禿げ状態)。

 夜更かしが常だったが地震以来貫徹がほとんどになってしまった。原子炉情報が気になっているのも1要因だけどなんとなく落ち着かなくて睡眠薬を飲んでも眠くならない、朝ドラを見てから昼まで寝て食事の後また昼寝のパターン。夜に電気を使って昼間活動を停止するのは効果のある節電の1パターンとか、そうだと信じて行動を正当化している。

 それにしても原子炉はなんとか暴走を止められただけでそれ以降はほとんど最悪のシナリオをたどっている。その割には相変わらず記者発表は東電、安全保安院、安全委員会、枝野さんの4本立てで微妙にニュアンスが違っていたり、文科省も独自の放射線測定値を発表していたりでどうしろと言われているのかよく分からない。菅さんが一本化してオレが委員長だと息巻いていたのはどこかへ飛んでしまった。やはりリーダーシップ無いのかなあ?


  

Posted by たあちゃん at 07:54Comments(2)TrackBack(0)